外資系CAに必須なものとして英語が挙げられます。英語学習といえば留学が代表的ですが、外資系CAを目指す方の中には留学を迷われている方、また留学経験はないけれど挑戦する方など様々いると思います。
そこで外資系CAと留学の関係を元エミレーツ航空CAの筆者が詳しく解説していきたいと思います。
外資系CAになるには留学経験は必須?
ずばり外資系CAになるのに留学経験は必須ではありません。筆者の友人で留学経験もなく大学も卒業していませんが独学で英語を勉強し、エミレーツ航空に入社した強者もいます。
ただ留学経験がある方が採用する側も安心という意味で、留学経験があった方が有利なのは確かです。筆者は留学をして本当にためになったと感じています。詳しくは筆者の留学体験記をご覧ください↓
留学する事で実践的に英語を使える
留学の最大の利点として、日常で英語を使う機会が日本にいるよりも圧倒的に多い事だと思います。
英語なしには生活できないその環境は、外資系CAとして働く環境そのものなのです。外資系航空会社に入社した場合、トレーニングや手続、仕事自体も全て英語です。
留学することで日常の会話や様々な手続きなどを通して実践的に英語を学ぶことができ、外資系CAとしてスムーズに働き始めることができます。
CAになってからも使用する日常の会話や接客での英語も、生活の中で学べるのが良いですよね。
留学を通して様々な人に出会える
留学をする事で英語力をつけることはもちろんですが、日本にいたら出会えないような様々な国の人達に出会い、様々な文化に触れることができます。
筆者の場合、留学中に中東出身の友人ができたことがエミレーツ航空に興味をもつきっかけになりました。
留学していなければ出会えていなかったので、筆者にとっては留学が人生の大きなターニングポイントになりました。
他にも留学中に出会った日本をはじめ韓国や中国、台湾、アメリカ、サウジアラビア、カザフスタン等出身の様々な国の友人が、Googleや他のエアライン、商社など様々に活躍しており、とても刺激になっています。
また、外資系CAになると一緒に働く仲間やお客様も国際色豊かになります。その際に留学をした事によって様々な文化に触れた経験があることは自信にもなりますし、仕事をしていく上で強みにもなります。
留学をする事で違う環境に適応する能力を養える
外資系CAに必要な能力として、新しい環境に適応する能力があります。なぜなら外資系CAになるとベース(住む場所)が外国になることが多く、仕事開始と共に環境が大きく変わるからです。
筆者がエミレーツ航空のCAの時には日本や母国が恋しくて、せっかくエミレーツ航空に入社したにもかかわらず、すぐに辞めていってしまう方も何人か見ています。
やはり家族や親しい友人と離れて、違う国で仕事をするという事はかなりの気力と体力が必要になってきます。
しかし、1年間など留学をする事で、家族や今までの親しい友人と離れて暮らし、新しい友人を作り、コミュニティーを作るなどして環境に適応する能力が身に付いていきます。
このように留学は外資系CAとして働く際と同じ様に新しい環境に身を置く練習になるので、とても良い経験になると思います。
外資系CAを目指すなら留学した方が有利!
このように外資系CAを目指しているのであれば留学経験は必須ではないものの確実に有利です。
しかし、注意して欲しい事は留学先での過ごし方です。ただ留学に行って外国で暮らしても英語力は身につかないのです。
日本人が多く留学している場所などに行くと結局日本人と過ごしてばかりいて、英語力はあまり身に付かず、ただ遊んで帰ってきただけのような人も見かけました。
留学先でどう過ごすかがとても大切になってくるのですが、外資系CAを目指されている方であれば周りに流されず目標に向かって励むことができると思います。
せっかく留学に行くのであれば、最大限にその機会を活かしてほしいです。
時間とお金が許せば、留学のおかげでエミレーツ航空に出会い、採用試験も合格できた筆者は、留学を全力でお勧めします。
「お金の面で留学はちょっと難しいかも。」という方にはフィリピンのセブ島への留学は欧米への留学よりも予算を抑えられますし、留学ではなくインターンもお勧めです。海外でインターンをされていた外資系CAの方も多くいます。
留学は人生の大きな投資ですが、うまく活かせば外資系CAにはとても有利になる経験で返ってくるものが大きいです。
もちろん最初に書いた様に留学しなくても外資系CAになることはできます。
日本でも英会話スクール等を活用して英語を話す力を養う事もできます。
パーソナルコーチが付いてくれるオンライン英会話、“続けるため”の オンライン英語コーチ「スピークバディ パーソナルコーチング」は自分の弱点や改善点を自分の目標に向かって指導してくれるのでおすすめです。
是非自分にあった最善の選択してください。
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