エミレーツ航空CAを目指すあなた、気になるのが身長制限があるかどうかですよね。エミレーツ航空に入る際に身長制限があるのか、また実際に働いているエミレーツ航空CAの身長について元エミレーツ航空CAの筆者が書いていきます。
エミレーツ航空CAに身長制限はあるの?
結論から言うとエミレーツ航空CAには身長制限があります。
You’re at least 160cm tall and can reach 212 cm while standing on tiptoes, to enable you to reach emergency equipment on all aircraft types
最低160cm以上でつま先立ちで212cmが届く人(全ての機体の種類で緊急事態用の装置に手が届くように)
と言うことで「160cm以上で212cmが届く人」がエミレーツ航空CAになる為の身長の採用基準となります。
エミレーツ航空CAの身長制限に届かない
「エミレーツ航空CAの身長制限に少し届かない…」そんなあなた、大丈夫です。ここだけの話ですが、私のエミレーツ航空時代の友人に何人か160cm以下の人もいました。
昔は面接で身長を測られてはいなかったので、友人は「158cmだけど、160cmと履歴書に書いたよ。」と言っていました。
※最近の面接では身長も測られるようです
身長が少し足りてなくても受かる可能性はあるので、合格の為に他の部分を磨く事が大切です。
実際大切なのは身長よりもアームリーチ
面接で身長は測らないものの、アームリーチは測られます。アームリーチとはつま先立ちで立って手を伸ばした時に届く高さの事。
当日は靴を履いてだったか、靴を脱いでだったか忘れてしまいましたが、1次面接と2次面接両方でアームリーチを測りました。
エミレーツ航空CAになりたければ、身長制限を気にするよりもアームリーチを頑張って届くようにしたほうが良いですね。
私が受験した時は身長は測られませんでしたが、最近は面接では身長も測られるようです。160cmに1〜2 cm足りない場合は腰辺りをぐーっと伸ばしてみると160cmに届くかも。アームリーチも練習すれば届くようになったりしますよ。
実際働く上で身長制限て大切なの?
ではなぜエミレーツ航空が身長制限を設けているのか、考えてみましょう。
実際に働くと、身長がある程度ないと不便なことがたくさん出てきます。毎日の業務の中だと、飛行機内の荷物を入れる場所を閉めることです。上にありますよね?
あそこを離陸前や着陸前にきちんと閉まっているか確認し、閉まっていなければ閉めるのがエミレーツ航空のCAの仕事の一つです。
身長が足りていないとこの安全に関わる業務が出来なくなってしまうので、エミレーツ航空ではCAに身長制限を設けています。
その他の業務でも高いところにあるものを取ったりするので、ある程度の身長が必要になります。
身長がやっぱり足りない…
160cmより1〜2 cmではなくもっと低いという方、大型機を多く保有するエミレーツ航空は少し難しいかもしれません。
でも、同じ中東であればカタール航空はアームリーチ212cmのみで身長は募集要項に明記されていません(インターネットで調べると157.5cmと出てきますが)。
他にも、外資系であれば…
- エア・アジア(157cm〜170cm)
- シンガポール航空(158cm以上)
- スクート(シンガポール) (158cm以上)
- KLMオランダ航空(158cm以上)
- キャセイパシフィック(アームリーチ208cm)
などがありますし
日系ですと法律上、身長制限を募集要項に明記できないようです。でも、現役CAとして155cm前後の方もいるそう。
更に150cm代前半でも採用している航空会社もあるようです。
- ANAウイングス
- ソラシドエア
- J-AIR
などです。
エミレーツ航空だけでなく選択肢を広げてみるのも良いかもしれませんね。
エミレーツ航空CAの身長制限はある!でも諦めないで!
このように、エミレーツ航空CAには身長制限はあり、身長制限がある理由は働く上で結構大切なのです。
エミレーツ航空CAの身長制限:160cm以上 アームリーチ212cm以上ですが、身長が少し足りなくても、アームリーチが届けば大丈夫です。
身長が少し足りてないという方は身長制限はあまり気にせず、合格のために英語力を伸ばしたり、容姿を磨いて自信をつける事に注力すると良いですね!
元エミレーツ航空の筆者がエミレーツ航空について根掘り葉掘り書いているので、他の記事も合格のために参考にしてみてください。
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