今回はエミレーツの入社試験について書いていきたいと思います。これからエミレーツ航空CAの採用試験を受ける方、またエミレーツに興味のある方の参考になればと思います。
エミレーツ航空求める人材は?
まず筆者がエミレーツを受けるにあたって、エミレーツがどのような人材を求めているのかを調査しました。
その結果はざっと言うと、外見的な部分では
・歯並びが綺麗な方がいい
・腕を伸ばして212cm届くかどうか
歯について詳しくはこちらの記事をチェック✔︎
身長に関してはこちらの記事をチェック✔︎
内面的な部分では
・流暢な英語が話せること
・日本人として日本人らしさがあるかどうか(細やかさや気配りなど)
・接客経験があると尚良し
でした。
詳しくはこちらをチェック✔︎
申し込み方法、その後の流れは?
筆者が試験を受けた時は20○○年なので、今は変わっている部分もあるかと思いますが、ざっと流れを説明すると
1、HPから申し込み
2、通ったら1次選考
3、通ったら2次選考(グループ・ペアワーク/英語試験/グループディスカッション)
4、通ったら最終選考
になります。
申し込みはどこからすればいい?
まずはインターネットから申し込みです。
私はエミレーツ航空の採用公式ホームページからいきなり応募してしまったのですが、日本の場合はエアリッジさんのホームページに採用情報が掲載されます。
採用がある場合「エミレーツ航空 客室乗務員募集」というところをクリックします。
そのからこのアプリケーションフォームをダウンロード、記入しエアリッジへメールで送り応募完了になります。
ちなみに私はこちらのエミレーツ航空採用のホームページから応募してしまいました。
Cabincrewのページへ行き「Apply」をクリック、ログインします。
自分の経験など必要な情報を入力、履歴書等を添付しオンラインで提出。
しばらくすると、1次選考に進めるかどうかの連絡がエアリッジさんから自分の記入したメールアドレスに送られてきました。
私の場合すぐは連絡が来ず、4ヶ月くらい経った頃に連絡が来た気がします。
1次選考
私の時は大阪で行われました。会場に着くと、もう一度履歴書を提出します。
着いた順にグループに分けられ、3人ごとで英語の面接です。面接官は外国人1人と日本人3人で、ランダムに振り分けられます。1グループ約5分程度で、サクっと終わりました。私は2、3個質問を受けました。
①ユニクロでバイトをしていた事があり、ユニクロのバイトでもっとも大変だったことは何か
②最終面接から6ヶ月以内にドバイに来られるかどうか
だったと思います。
そしてその後にアームリーチ(腕を伸ばして212cm届くかどうか)を測定し第一面接は終わりでした。
数日後にメールで合格通知が届き、2次選考が2週間後に大阪の帝国ホテルで行われるとの事でした。必要書類を揃えて、2週間後にまた大阪へ。
2次選考
2次選考の会場は大阪帝国ホテルで、面接官は2人いましたが、どちらの方も外国人でした。2次選考は3回スクリーニングがありました。
まずは全員1部屋に集められ(大体5、60人程度だったような気がします。)、2人面接官から全体にドバイについて何か知っているかなどの軽いアイスブレークの質問がありました。その後、第1スクリーニングです。
第1スクリーニング
内容は
1、グループ、ペアワーク
2、アームリーチ
3、簡単な面接
でした。次に一つ一つ詳しく説明していきます。
1、グループペアワーク
1グループ8人程になり、その中で2人組になって自分達の引いたカード(靴下など身の回りのもののカードです)についてプレゼンします。
どんな風に使うものかとそのアイテムの良いところについてでした。私たちは靴下で「寒い時には足を温めてくれ怪我からも身を守ってくれる」というようなこと発表しました。
2、アームリーチ
3、簡単な面接
他のグループを待っている間に、アームリーチをもう一度はかり、そして面接官から履歴書について簡単な質問を一つ個くらい1人ずつ受けました。これが第1スクリーニングでした。
全員終わった後に部屋の外に出てしばらく経つと全員に紙が渡され、そこに合格か不合格か書いてありました。不合格の人はそこで帰ります。
第2スクリーニング
そして第2スクリーニングです。私たちの時の第二スクリーニングは英語のテストのみでした。
1、単語の意味の問題
私の時は類義語を選ぶもの
2、文法問題
英文で間違い箇所を見つけるもの
3、英作文
英作文の内容は今までしてきた仕事の中でこだわっていた事、気をつけていた事についてでした。
(A4の紙、一枚程度弱の長さでした)
筆者はユニクロのアルバイトをしていた事があり、その当時は自動レジではなかったので、お釣りの渡し間違いのないよう、間違えるとお客様にも迷惑をかけてしまうので、とても気をつけていた事について書きました。
制限時間は70分ほどでした。
テストの後はまた部屋の外に出て、前回と同じく合格か不合格かの紙を渡されます。ここで結構な人数が絞られました。
第3スクリーニング
最後に第3スクリーニングです。第3スクリーニングはグループディスカッションでした。
グループディスカッション
10人程度1グループになり、1つの具体的な問題点について英語で話し合います。私のグループでは「あるホテルで、あと一部屋しか空きがなく、2つのグループのお客さんが来てしまった
①1人のお客さんで、別のホテルが満室でこのホテルに来た
②2人のお客さんで子供と一緒で子供もいるので他のホテルに行く体力はない」
という設定で、この状況でどのように対応するか、また、どちらのお客さんを泊まらせるかというものでした。
まずは議題についてグループで英語で話し合います。
私はこの時ほぼ発言せず、他の喋ってくれる人の意見に対し、「うんうん」とリアクションを取っているだけでした。グループとして意見をまとめる時には「私もそう思う」と言っただけでした。
その後に面接官が何人かのあまり喋っていない人に、どうゆう理由でそうなったかや、結局どちらを選んだか、それに対してのフォローはあるか、などディスカッションの要点を質問をしてくれ、私のまともな発言はそれに答えたのみでした。
またその後、部屋の外に出され、合格、不合格の紙を渡されます。あまり発言していなかったのですが、合格でした。
グループディスカッション、2次選考合格の秘訣
後で面接官をしているというパーサーと一緒に仕事をした事があり、何を基準に選んでいるのかと質問してみると、「この仕事をすると、毎回違う人と仕事をする事になり各フライトごとに臨機応変に自分の立ち位置を把握し仕事をする必要がある。
だからグループディスカッションでもそのグループの中で臨機応変に自分の役割を見つけ、発言が多いかどうかではなくしっかりと議論に参加しているかを見ている」と言っていました。
筆者は比較的物静かな方なので、その時積極的に発言してくれる人がいて良かったなと思いました。筆者のグループはほぼ全員通っていたような気がします。
第3スクリーニングまで選考が終わると残った人たちが部屋に呼ばれ、最終選考についての日時や必要なものについて話がありました。
最終選考については、こちらの記事をご覧ください✔︎
せっかくエミレーツ航空CAに合格したのに、想像と違った、日本が恋しい、トレーニングについていけない等でエミレーツを後にする人もちらほらいました。そうならない為にも入社後のこともきちんと知っておきましょう。
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