エミレーツ航空CAになるのに体重制限もある!?適切な体重とは？

CAさんて皆スタイル良いイメージだけど、スラっとしていないとダメなの？体重制限もあるのかな？

外見も大切なCA。身長制限は安全面から必要になってくるのですが、体重に制限があるのか気になるところ。

そこで元CAの私が体重制限があるのかについて解説していきます。

体重の制限はある？

エミレーツ航空CAになるには体重の制限もあります。

でも何キロ〜何キロというものでなく、身長に対して適切な体重であることが必要。

その基準はBMI(Body Mass Index)になります。

BMIが標準の数値内であること

18.5〜24.9

このBMIが痩せ過ぎまたは肥満の数値になってしまうと採用基準からは外れてしまいます。

ちなみに採用試験の過程では身体測定は無いよ。入社後の健康診断で身長や体重、視力などを測るよ。ただ細ければ良い訳ではなさそうだね。

BMIの計算式は以下です

BMI ＝体重(㎏) ÷ ｛身長(m) × 身長(m)｝

例えば、体重52kg、身長165cmの人は

52 ÷ (1.65×1.65) = 18.76

BMI 18.76 となります。

ちなみに、身長の高い人はBMIが標準でも、体重の数値が結構大きくなります。

例えば身長170cmの女性で、BMIが24の人は基準値内ですが69kg。

BMI22くらいが標準と言われていますが、170cmあると63kgになります。

私も身長高めでエミレーツに入った時は60kgくらいあったけど、BMIは20くらいで標準だったよ。

同じBMIの人でも体脂肪率が違えば見た目はかなり変わってきます。

先程の例で言うと、170cmの人は体重が72kgまでは基準値内ですが、実際170cmで72kgはかなり横も大きいなという印象に。

でも、同じ体重で体脂肪率30%の人と20%の人ではかなり見た目が変わってきます。

体重72kgの場合

体脂肪率30% → 約21kgが脂肪
体脂肪率20% → 約14kgが脂肪

脂肪1kgの体積 = 1000㎤
筋肉1kgの体積 = 800㎤
→ 1㎏あたり200㎤の差

脂肪7kgの差 = 1400㎤
(500mlのペットボトル3本分と同じくらい)

単純に計算しただけでも同じ体重でも体脂肪率によってかなり見た目が変わってくることがわかりますね。

ここだけの話、わたしは身長170くらいあるけど、学生時代に激太りして67kgまでいったことがあるの。体脂肪率は30%近くて、見た目はかなり太かったよ。

同じ体重でも筋肉が多い方が良いのは見た目だけの問題ではありません。

CAの仕事はかなりの体力勝負。結構重労働が多いのです。

体力をつけるという意味でも普段から運動をしたり筋トレをしておくことをお勧めします。

実際CAになる人は学生時代に運動部だった人が多いよ。仕事をしてみると本当に体力が必要だと実感したよ。

エミレーツ航空CAになるのに体重の制限は厳しくはありませんがあります。

BMIで標準の体型であれば問題ありません。

18.5〜24.9

ただ、やはり容姿も大切になってくるCAなので、BMIが基準値に入っているからと安心せず、トレーニングをしたりして、見た目を磨くことも大切です。

また、緊急時には大きな声を出し、たくさんの乗客を誘導したり、普段の業務でも、物を持ち上げたり、カートを引っ張り、立ったりしゃがんだりを繰り返したり、たくさん歩きます。1回のフライトで労働時間が20時間近くになることも。

CAはとにかく体力が必要です。痩せ過ぎていても大変ですし、太り過ぎていてもまたそれはそれで大変。

普段から運動や筋トレをしたりして、健康かつエネルギッシュさを保てる体重を目指しましょう。

採用する側からすると細過ぎてもCAとしてやっていけるのか心配。「健康的」が鍵だよ。

今回は「エミレーツ航空CAに体重制限はあるのか」について解説しました。体重も大切ですが、体力をつけて健康でいることが一番大切です。

下の記事では正しい食事や運動について解説しているので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

他にも「エミレーツ航空CAになるための英語力」についても解説しています。「エミレーツ航空CAになりたい」という方は、こちらもぜひご覧ください。