結婚式はとにかくお金がかかりますよね。
ただでさえ、結婚するまでに結婚指輪や新生活準備などだけでもかなりの出費なのに、結婚式でさらに何百万円。
しかも、理想を追い求めて、プランナーさんの提案などに乗っかっていると、費用は増えていく一方なのです。
「こんなにお金がかかるなら結婚式やめたい…」と思ってしまいますよね。私もその1人でした。
そこで、夫婦の貯金少なめ、両親の援助なしで結婚式を挙げた私が結婚式の費用を少しでも安くお得にできる方法を紹介していきます。
まずは現状を見直してみる
「結婚式をやめたい」と感じている方はもう既に結婚式場と契約してしまい後退りできない状況かと思います。
なので、最初にやるべきことは見積書を用意して現状を把握することです。
見積書がなければプランナーさんにお願いしてみて。何にどれだけお金が掛かっているのか冷静になって見てみよう。
「一生に一度だから後悔のないように」との謳い文句につられ理想にこだわり過ぎると、その分出費も多くなります。
一度冷静になり、「これ本当に必要？」と考えてみてくださいね。
結婚披露宴はそもそも新郎新婦がゲストに「今までありがとう、そしてこれからもよろしく」というためのもの。だからゲストのお料理や引き出物はあまり削らない方が良いよ。
結婚式で節約できるポイント
挙式
挙式のスタイル
今は牧師さんのいる挙式だけでなく人前式も人気ですね。式場によっては人前式にすると牧師さんの分の費用が安くなる場合も。
また挙式中の生演奏などや式場の装飾用のお花でも料金が発生している場合もあるので確認してみてください。
フラワーシャワーを生花でなくす
フラワーシャワーが生花の場合、これだけで2〜4万円かかることも。
生花でなく造花やリボンなど工夫することで数万円も節約できます。
★挙式で節約できるポイント
- 人前式に変更
- 生演奏などをなくす
- 挙式会場の花の装飾などをなくす
- フラワーシャワーを別のものに
披露宴会場
テーブルクロス ・ナフキンなど
費用を節約しようとしている方はテーブルクロス 、ナフキン、食器類にお金をかかないかと思います。
でも、もしオプションで素敵な色やブランドにしていたら、あまり必要ないかもしれません。
正直あまりゲストは気にしていないポイントです。
私の出席した結婚式で「テーブルクロス はこだわりの〜、食器はこだわりの〜」と司会者が言っていたけれど、正直「へぇ〜」と受けとめて終わりだったよ。
テーブルクロス などで世界観を出したいなら、イメージに近い色を無料の選択肢の中から探してみるのが◎。
ゲストテーブル装花
装花はお値段が上がりやすいポイント。
各テーブルの装花をグレードアップすると、
例えば、5000円×テーブル数となるので
でかなり高くなってしまいます。
ほとんど式場では最低限のテーブル装花でも寂しくならないはずです。
少し寂しいという場合は
- 100均などのキャンドルを追加
- 席札やメニューをおしゃれにする
など、お花だけでなく別の部分を工夫してみるのもおすすめ。
メインテーブル装花
新郎新婦のテーブル装花が豪華すぎになっていませんか？
節約しすぎにも注意ですが、プランナーさんやフローリストさんにどのくらいの値段でどのくらいのお花が飾られるのかしっかり確認しましょう。
ここをあまり節約しすぎて当日新郎新婦のテーブルが寂しくなってしまってがっかりしてしまうことも。写真にも残りやすい場所なので式場側としっかりお値段とイメージすり合わせてね。
ウェディングケーキ装花
ウェディングケーキが乗る台の装花やケーキカット用ナイフの装花です。
意外と無くてもケーキが華やかなので気にならないかも。
ナイフもリボンが付いていたりするのでお花が無くても大丈夫です。
ゲストテーブル数
ゲストテーブル数を減らすというのも費用を少なくするポイントです。
式場の明細をみると、各テーブルごとに準備料のようなものがかかっていたりします。
デーブル数が減ると、装花の代金も減ります。一度ゲストの配置を見直して、テーブルの数を減らせないか検討してみるのも良いと思います。
ゲストテーブルの数を無理矢理減らすのはNG。仲のいいグループはまとめつつ自然に減らせそうならオススメ。
★披露宴会場で節約できるポイント
- テーブルクロス 、ナフキン、食器類へのオプションをなくす
- ゲストデーブル装花の再検討
- メインデーブル装花の再検討
- ウェディングケーキ装花の再検討
- ゲストデーブルの数を減らす
新郎新婦衣装
花嫁衣装関連が1番結婚式で追加料金が発生しやすいポイントです。
「一生に一度の結婚式だから、今までの中で最高に可愛くなりたい」とゆう気持ちがやっぱりありますよね。
でも、この気持ちを上手く掴んだ様々なサービスがあり、どれもお高めなのです。
新郎さんもダメとは言えないポイントなので、できれば新婦さんが一度冷静になって見直してみるといいですね。
ドレス
ドレスも持ち込みする事で持ち込み料がかかっても安くなる場合があります。
ドレスは中古品を買う方法と新品を買う方法があります。
・メリカリなどのフリマサイトで中古品購入
・新品を購入し、式終了後フリマサイトで売る
最近はドレスを購入するのもハードルが低くなっています。参考までにウェディングドレスを販売しているお店のリンクです。
こちらはドレスの購入についてまとめてあるサイトです。
ちなみに、素材や装飾にもよりますが、ドレスクリーニング代は1着あたり10,000円前後のようです。
業者にもよりますが、１ヶ月くらい時間がかかることもあります。
ドレスのクリーニングは普通のクリーニング店では受け入れてない場合も。先にクリーニングできる場所を下調べしておくと◎。
持ち込み料やクリーニング代、手間を考慮して、ドレスはレンタルか購入かを考えてみるといいかも！
ちなみに私は仕事もしていたし、手間を考えてレンタルにしたよ。友達はドレスを買って、使用後にメルカリで売っていたよ。
小物類など
花嫁衣装のベールやグローブ、下着や新郎のシャツ、グローブなどの小物類はメルカリなどで安く購入できます。
衣装屋さんで購入する前にメルカリや他のフリマアプリをチェックしてみましょう。
アクセサリーや靴
アクセサリー類や靴もフリマや通販で購入する事で値段を抑えることができます。
最近は安くても可愛いアクセサリーがたくさんありますよ。
可愛いブランドのヒールなども憧れますが、正直あまり見えないので、ここも節約して大丈夫です。
やっぱり可愛い靴が良いという方はメルカリなどフリマサイトを見てみて！
お得に可愛いウェディングシューズが見つかるかも。
ブーケ・ブートニア
ブーケ・ブートニアも生花にこだわりが無ければ、通販などでドライフラワーなどのブーケが安く購入できます。
持ち込み料がかかる場合が多いので、式場で頼んだ方がお得になる場合も。
★新郎新婦衣装で節約できるポイント
- ドレスを購入かレンタルか
- 衣装小物類をフリマサイトなどで購入
- アクセサリーや靴をフリマサイトなどで購入
- ブーケ・ブートニアを通販などで購入
ペーパーアイテム
招待状や席札、メニューなどを手作りしたり外部に発注することでお値段を抑えることができます。
持ち込み料がかかるか、かかる場合は外部か式場に頼むかどちらがお得か確認してみてね。
ペーパーアイテムは手作りしやすいのも特徴。プリンターがあれば100均アイテムなどを利用して意外と簡単に作れます。
最近は招待状もウェブ招待状が主流になってきましたね。切手代も紙代も浮くし、ゲストも返信しやすくおすすめです。
★ペーパーアイテムで節約できるポイント
- 手作りしてみる
- 外部に発注
- ウェブ招待状にする
ムービー類
ムービー類は式場に頼むと5~8万円が相場です。エンドロールに流す当日の撮って出しムービーは10万円以上。
手間はかかりますが、ムービー類全てを自作すればこれだけの費用が浮くことになります。
ただ、自作は時間と労力がかかるので余裕を持って取り組んでください。
そこまで手間をかけずに節約したい場合は外部に頼むという手もあります。
様々な外部業者がありますが、ココナラならプロフィールムービーを7000円〜制作できます。
注文する際、レビューや評価も確認できるので安心です。
ちなみに私はムービー類は全て手作りしたよ。時間と労力はかかったけど、エンドロールも撮って出しではなく自作にしたことで12万円の節約に。
★ムービー類で節約できるポイント
- 自作する
- 外部に発注する
引き出物
引き出物はヒキタクにする事で紙袋代などの分も節約できます。手ぶらで帰れるのでゲストも嬉しいですね。
安いヒキタクなどこちらの記事にまとめてあります。
★引き出物で節約できるポイント
- ヒキタクにしてみる
料理・飲み物
お料理のグレードは最上級にしなくても良いと思いますが、ゲストへのおもてなしのメインだということを考慮しましょう。
お料理
ここは節約しすぎに注意です。
試食をしてみたり、プランナーさんに相談して、お料理のグレードを決めることをオススメします。式場によってはお料理の内容を一部変えることがでかる場合も。
ただ、デザートビュッフェが付いていたらなくして節約しても大丈夫。女性はヒールで動きづらく、取りに行くのが大変なことも。
コース料理があまりに寂しいとがっかりしてしまうことも。デザートビュッフェはコース料理でお腹がいっぱいだったり、コースのデザートを落ち着いて食べる方が好きという意見も多数。
飲み物
飲み物は内容を見直すことで節約できるかもしれません。
飲み放題のグレードが選べる場合はそこまで種類豊富にしなくても大丈夫だったり、規模がそこまで大きく無ければ飲み放題でなくしてみても◎。
★お料理・飲み物で節約できるポイント
- コース料理を一部変更
- デザートビュッフェは必要ないかも
- 飲み物のプラン変更
その他
写真
データももらえるのであれば、結婚式のアルバムは一番安いもので大丈夫です。データがもらえるかどうかの確認はお忘れなく。
親族での集合写真は撮ることをおすすめします。ただ、台紙をつきの写真はデータがあればカメラのキタムラなどで自分で作れます。
当日のビデオ
これも式場に頼むとかなりお高いので、私は兄弟に頼んで撮ってもらいました。プロのクオリティではないですが、観るのは自分たちなので問題なし。
プロには撮れないゲストの様子などが映っており、ほっこりしました。
両親への贈り物
これも式場に頼むと結構なお値段です。私は花束と体重米を贈りました。
花束は楽天で購入し、午後からの式だったので当日届くように指定しました。体重米は手作りしました。お米と米袋、風呂敷を揃えれば簡単に手作りできますよ。
★その他にも節約できるポイント
- アルバムは一番安いものにしてデータをもらう
- ビデオ撮影は身内にお願いする
- 両親への贈り物は手作りしてみる
節約できるポイントはたくさんある
結婚式が高すぎて嫌になる気持ち、痛いほどわかります。
実は私は結婚式を挙げたくなかったのですが、どうしても式を挙げたいと言う夫。結婚したてで貯金はあまり無く、両親からの援助もなしで大変でした。
結婚式準備はやることが多い上に費用が高くてストレスになりがちですが、旦那さんが得意なことを任せたりしてお互いに協力できると良い思い出にもなるかと思います。
”節約＝自分で手配” になるので時間に余裕があるかなど考慮しながら、負担になりすぎない範囲でやっていければ良いですね。
結婚式は今までお世話になった人たちへ一度に感謝の気持ちを伝えられる素敵な場です。費用はかかりますが、お金をうまく節約して素敵な結婚式になることを願っています。
この記事はPRを含みます
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